工事担当者よりコメント ー 伊藤 拓 現場代理人
2017年から整備に携わってきた安満遺跡公園は本工事で全面開園を迎えるに至りました。
本工事では、開園時に利用者へ芝生広場を開放するために、芝生の早期施工を提案し、養生、日頃の管理を行い、生育促進を図りました。その他競合工事への配慮、コロナ禍での資材確保など、開園に向け最善を尽くし、無事に全面開園を迎えることができました。
現場代理人として、当初設計図面の精査を行う際に自分が公園利用者の立場になり、どう使うのかなといった疑問から始まり「子供だったら」「親であったら」「公園管理者であったら」といった立場になったつもりで物づくりを考えるよう心掛けました。造園工事は建設工事の中で唯一、生き物(植物)を相手にする仕事で画一的でないオリジナリティも含まれている仕事です。定められた品質を満足することはもとより、出来栄えのみならず生き物の生育のことも考慮した施工を心掛けました。
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